金融所得の税率上げ議論へ
政府、一律引き上げや累進案:日本経済新聞

今週はこういうニュースがありましたね。

「一億の壁」是正とは

配当などの金融所得は税率が一律20%なので、
給与や事業などのように税率が最大55%まで上昇する所得と違って
累進課税による所得税の垂直性が働かないため

1億円を超える所得の人ほど、税率が低い傾向にあるんだということで。。

いや~これは

「楽しい運用生活」はじまったばかりで
大きな逆風の予感がします

ただ記事では、日本の場合そもそも、富の偏りがそんなに無いということなど、
その効果について疑問が触れられてもいましたね。
確かに、ただでさえ日本の金融資産のうち殆どが預貯金なわけで、、

これを運用しましょうというキャンペーンを国ぐるみでやってきたのに
ハシゴを外された感というか、矛盾している感が否めない気がします。

とは言え、こうした施策によって見込める税収は数千億円ということなので、
どちらにせよ、やり方次第なのかもしれませんね。

金融所得の金額や所得全体に占める割合によって、
累進課税にすることも併用しつつ、

本当に公平な富の再分配を目指してほしいものです。

いつも思っていることは、とにかく
自分の払っている税金にたいする納得感というか、満足感というか

上から目線で、税収を追いかけるだけではなくて
もっと市民の目線に降りて、どうしたら税金を納めたくなるのか

これを突き詰めてほしいものです。

さて、来週からはついに、運用のことについて触れていこうかと思います。

どんな事を書こうかな。
ドキドキですね~